東京ガスの暖房風呂給湯器 「部品の不具合」でリコールを発表

東京ガスが2003年4月から販売するガスター(リンナイと業務提携を行っている)製造の暖房風呂給湯器(TES熱源機)の一部において、電装基板の回路部品が故障し、稀にお風呂の浴槽の湯温が高くなる可能性がある為、約5万4千台のリコール(無償点検,修理)を発表しました。(2011年2月3日)
暖房風呂給湯器(TES熱源機)とは給湯、風呂おいだき、暖房(ガス温水床暖房など)が可能な温水システムの熱源機であり、対策部品が整う予定の2011年4月中旬以降から順次、対象の暖房風呂給湯器(TES熱源機)の無償点検及び修理の実施をしていくようです。
リンナイ、ガスターが製造した対象総数(他ブランドを含む)は全国で約22万台で、東京ガスブランドでは約5万4千台となっており、東京ガス管内ではやけど(医療機関での治療には至っていないとのこと)が1件確認されているようです。
各社ではリコールの対象にあてはまる場合は、点検・修理の準備ができるまでは「必ず入浴前に浴槽の湯温の確認」をして頂きたいと呼びかけています。
湯温に異常を感じられた場合や給湯リモコンに「エラーコード 032」,「エラーコード 252」が出た場合は入浴を控え、東京ガスなどに連絡してほしいとのこと。

【東京ガスブランドの対象機器について】

  • 製造期間:2003年3月~2009年3月
  • 対象台数:53,921台

【ブランド別の対象台数】

  • リンナイ株式会社:55,784台
  • 大阪ガス株式会社:79,832台
  • 東京ガス株式会社:53,921台(ガスター製造)
  • 東京ガスエネルギー株式会社:177台(ガスター製造)
  • 東邦ガス株式会社:31,880台
  • 北海道ガス株式会社:301台
  • 株式会社INAX:450台(ガスター製造)

※「床暖房機能の無い同タイプの暖房風呂給湯器(TES熱源機)」および「エコジョーズ(高効率給湯器)タイプ」では、電装基板が故障して風呂ポンプがまわり続けても湯温が上昇する心配がなく、安全性には問題ないとのこと。
また、東京ガスより設置が特定されているご家庭にはダイレクトメールが送られるようですが、まずは上記内容をご認識頂き、十分注意して頂きたいと思います。

リコールの詳細内容や今後の点検・修理・お問い合わせなどにつきましては、東京ガスなどのホームページでご確認下さい。
(株)ガスター製「暖房風呂給湯器(TES熱源機)」の点検・修理作業の実施について
http://www.tokyo-gas.co.jp/important/20110203-01.html
東京ガスホームページ:製品安全に関する大切なお知らせ:プレスリリース:重要なお知らせ(2011年2月3日)より

対象の場合、無償点検・修理開始まで少し期間がありますので、それまでは必ずお湯の温度を確認してから入浴するように気をつけて下さい!!

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